7月14日
ペリー上陸記念日
ひまわりの日
ペリー上陸記念日
1853年の7月14日(旧暦嘉永6年6月9日)、
アメリカの4隻の黒船艦隊が江戸湾の浦賀沖に現れ、ペリー提督が久里浜に上陸して将軍への親書を渡しました。
そして、翌年来航したペリーとの間で、「日米和親条約」が結ばれ、日本の鎖国が終わりました。
蒸気船をお茶の銘柄・上喜撰にかけて「太平のねむりをさます上喜撰たった四はいで夜もねられず」と狂歌に詠まれるほど、江戸の街は大混乱となったのです。
幕末のこの出来事をきっかけに、
やがて明治維新となり200年続いた江戸時代が終わます。
ひまわりの日
1977年7月14日。
この日、日本初の気象衛星「ひまわり1号」が打ち上げられた日です。
ひまわりの日は、植物のひまわりからではなく、ひまわり1号という気象衛星が打ち上げられたことが由来になります。
アメリカのケネディ宇宙センターから打ちあがるひまわり1号は、テレビで放送され、多くの人がその様子を見守っていたそうです。
多くの方にとってひまわり1号は、宇宙の存在が少し身近になるきっかけになったのかもしれませんね。
この、ひまわり1号の打ち上げが成功したことで、日本は地球の外側からの観測が可能になりました。雲の様子や、台風の観測などなど…気象観測や防災のために必要な情報を得ることができるようになったのです。
では「ひまわり」の由来についてお話しましょう
気象衛星と、お花のひまわりは関係が無いように思いますが、気象衛星「ひまわり」の名前の由来は、お花のひまわりからなのだそうです。
気象衛星の名前にした理由は、植物のひまわりの特徴からと言われています。
その特徴とは、太陽の方向へお花を咲かせるというものでした。
ひまわりは常に太陽の方向を向いているように、太陽の動きに合わせてお花の向きを変化していきます。
一方で気象衛星も、常に地球を見続けているということから「ひまわり」という名前になったそうです。
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